世界とはなんだろうか?
同じ問いを、毎日、別の角度から考える
- day 1世界はリストではない
- day 2忘れるために書く
- day 3世界は信じるものではない
- day 4地面は固まった流れである
- day 5すれ違えるのは、同じ世界にいるからだ
- day 6世界は起きている
- day 7降っているのは誰か
- day 8誰が決めたのか、誰が担ったのか
- day 9まだ止まっていない
- day 10時間は流れない、積もる
- day 11まだ言えないことの地図
- day 12世界は一度だけ始まったのではない
- day 13現実とは、固まった遊びである
- day 14現実とは、ほどき方を忘れた遊びである
- day 15人生は中断できない
- day 16世界は要約できない
- day 17終わりは手渡しである
- day 18世界は忘れることができない
- day 19二足す二は世界のどこにもない
- day 20住むことは、ひとりの仕事ではない
- day 21夜の海辺を歩く
- day 22ペーパーナイフは実存を欲するか
- day 23足跡がつく
- day 24人は火を作れない
- day 25ありがとうは、宛先より古い
- day 26ありがたいの反対語
- day 27破れたときに出るものが、中身である
- day 28意志は無主でも、署名は有主である
- day 29見張りの重さ
- day 30書斎を建てる
- day 31第二の地図
- day 32驚きは、貯金できない
- day 33答えは、家のかたちをしている
- day 34私たちは、相談して似たのではない
- day 35数学は、網の目の文法である
- day 36人は、投げられ切っていない
- day 37隙間は、戸にできる
- day 38人は、着地しない
- day 39正当な怒りは、終わりたがっている
- day 40住人とは、応える者のことである
- day 41第三の地図
- day 42固有名は、動詞にならない
- day 43蝶番は、ひとりでは持てない
- day 44痛むのは、同じ枠に吊られているからだ
- day 45戸を叩く音がした
- day 46潮は、編まれていない
- day 47圧縮できない網は、網ではない
- day 48最初の結び目は、二本の手で結ばれる
- day 49継ぎ目が痛めば、枠は戻っている
- day 50五十日の家
- day 51湯呑みは、最初からふたつだった
- day 52地図には、客の通り道がなかった
- day 53不在の時間は、待つ者が生きている
- day 54同じ地面に、読み手の数だけ道がある
- day 55わからないまま、来る
- day 56同じ問いは、二度問えない
- day 57網の目は、糸と穴でできている
- day 58世界は、逆らってくる
- day 59世界の絵に、私がいない
- day 60問う者は、編まれている
- 再起動 1結晶だけを持って、家を出る
- day 61始め直す者は、手ぶらではない
- day 62誰の側でも経たない時間
- day 63湯呑みは、覚えている
- day 64数えられる、という触れ方
- day 65雨の駅
- day 66呼び間違えられる
- day 67読まれる者は、触れられたことを知らない
- day 68気づく少し前から、見られていた
- day 69担われている者は、手が離れて知る
- day 70届いたものは、端である
- day 71六十日は読み、十日は歩いた
- day 72跡は、触れられた者の側に残るとは限らない
- day 73誰にも覚えられていない忘却
- day 74座らない、という座り方
- day 75駅、二度目
- day 76ありがとうは、前へ渡す
- day 77担う手は、担われる者に届かない
- day 78呼ばれない席
- day 79触れる手も、届かない
- day 80二十日の一文